圧切締めコンボのダブルアップ

空中コンボを圧切(2RPRP)で締めて起き攻め重視とする攻め方が昔からある。

その選択肢とリターン・リスクについて整理する。

後方受け身確定を狙いつつ、二択も狙える

圧切は相手をうつ伏せ状態のやられにするので、後方受け身に地上確定があるのが特徴。また、横転受け身時も軸がずれない受け身になるため、起き上がりに技を重ねることが容易になっている。

選択肢としては後方受け身確定を狙いに行くか、中下の二択に行くかのいずれか。

確定で得られるダメージ
8

後方受け身確定

選択肢期待値リスク
66~外法閃68浮き確定
66~跳び牛若28起き蹴りノーマルヒット
66~峰打ち殺し22浮き確定
66~金打~斑鳩77立ち12F

・外法閃
後方受け身を読んだら外法閃がわかりやすく確定。刻み数が多くても大丈夫。ただし横転受け身にスカり、距離により寝っぱにも当たらないなど相応のリスクはある。

・峰打ち殺し
外法閃よりもリスクを下げた選択肢として峰打ち殺しがある。タイミングを間違えなければ横転受け身にも重なり、リスクがない。ただし寝っぱなしの場合のみ起き上がり下段キックでコンボ始動となる。
峰打ちの入力タイミングは、相手が着地した瞬間から少し遅れてコマンドを入力。遅らせる程度は10Fほどで、跳び牛若の1~2発目間くらいのずらし感覚である。

・跳び牛若
4発目スクリューまでからの圧切であれば、峰打ちよりも良い選択肢として跳び牛若が狙える。後方受け身確定のほか、横転受け身時にも安定してガードとなり、寝っぱは飛び越える。飛び越えた際に相手が起き上がりキックを打った際、タイミングによっては逆方向に空振りし、逆にチャンスとなることも。

跳び牛若の入力タイミングは相手が着地したと同時に入力、でよい。

・斑鳩
後方受け身に高い確定を狙いつつリスクも抑えられるのが斑鳩。リーチの関係で3発目スクリューまでからの圧切である必要はある(4発目スクリューからだと途端に難しくなる)が、寝っぱにもある程度対応できるため優秀。
最大のリスクとしては斑鳩1発目が当たらないタイミングでの横転(短)→起き上がり下段キックが入るが、相手の対応は非常に難しいだろう。

二択

選択肢期待値リスク
惑~指切拳万16~20立ち途中13F
惑~飛び天狗36起き蹴り空中ヒット
66~迅流撃32立ち13F
66~眉庇割り24なし
66~華厳52浮き確定
66~卍蜻蛉

・惑
惑(66LP+RKn)からの背向け二択がシンプル且つ有効。受け身をとっても相手は割り込めるフレームではないため二択が成立するほか、受け身をとっていないことを確認して指切拳万による追撃に切り替えることができる。
後方受け身時に距離が遠いので、4発目スクリューまでの圧切から狙った場合を推奨。

・迅流撃
シンプルな二択としてはダッシュからの迅流撃。受け身時に軸がずれないためヒットさせやすい。シーズン3でリーチが伸びたのも相まってしっかり踏み込めば後方受け身にも届く。寝っぱにも対応するが左横転には当たらない。

・眉庇割り
迅流撃の対としては眉庇割り(9LP)がオススメ。迅流撃と発生が似通っているのと、リーチがあるため後方受け身にも届く(確定はしない)。相手が起き蹴りを打っていたらカウンターもワンチャンある。横転されていても起き攻め継続。寝っぱにスカった場合は一応起き上がり下段キック確定のタイミングがあるが、完全に分かっていたとしてもタイミングが難しく、ほぼノーリスクといって差し支えない。

・華厳
横転受け身に対しては前ダッシュからの華厳を打てば確定させることができる。当然これには相応のリスクを伴い、受け身なしや後方受け身に当たらず簡単に浮かされる。完全に読んだ時にのみ狙うべきか、もしくはリスクを覚悟で1回見せておくことで、相手の行動を強めに制限する戦略的な打ち方もある。

・卍蜻蛉
その他、素直に蜻蛉に二択を仕掛けにいくのも手。受け身には純粋に二択をかけられる他、受け身なし~横転としていた場合は蜻蛉で追いかけて秋茜などを振れる。潰されたとしてもリスクが低く、手堅い攻めが可能。
これも惑と同じく後方受け身時に距離が遠いので4発目スクリューまでからの圧切後を推奨。

まとめ

全体的にバランスがよいのが惑からの背向け二択。または、走って卍蜻蛉。ハイリターンではないがローリスクで、手堅く攻め継続ができる。

その中で相手の行動のクセを探っていき、後方受け身が多いようなら受け身確定を、横転受け身が多いようなら迅流撃などを絡めていく。
受け身なしに対しては…実は最もやることがないのだが、やはり元に戻って惑からの指切拳万や、卍蜻蛉で追いかけての攻めが妥当なところだろう。

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