スクリュー後に吹雪で締めた後、受け身確定のガード不能を狙いつつ指切拳万を狙うというダブルアップが以前からある。
そのリスクとリターンについて整理する。
指切拳万とガード不能の二択
背向け2LPの指切拳万は相手の横転受け身以外の行動に対してヒットする。横転受け身にはガード不能を重ねることができるため、二択となる。
なお、吹雪ヒット後の距離が近い必要があるため、刻みは4発目スクリューまでの際に狙えるネタとなる。
確定で得られるダメージ |
6 |
選択肢 | 期待値 | リスク |
指切拳万 | 14~16 | なし |
旋風剣 | 20 | 浮き確定※ |
華厳 | 53 | 浮き確定 |
指切拳万が安定行動で、横転受け身で回避されても吉光側が-3Fとリスクがなく、後述するネタに繋げることもできる。受け身なしにヒットした場合は空中ヒットとなるが、露払いでの再度掘り起こしが優秀。これも後述する。
ガード不能系は後方受け身や寝っぱなしなどを選択された際に当たらず、いずれも浮かされるリスクがある。どうせ浮かされるなら華厳を狙いにいった方が鉄拳は楽しい。旋風剣は、相手をKOできる体力の時に活躍する。
指切拳万からの二の矢・三の矢
指切拳万が横転受け身で回避された場合は吉光側が-3F。距離が近いので、相手がトゥースマ等で攻めてきた場合は吉光ブレードでカウンターをとることができる。
割と鉄拳7の初期から使われてきたネタである。
相手が受け身を選択しなかった場合は指切拳万が空中ヒットとなるが、その際には露払いが優秀。露払いに対して横転受け身をされても吉光側-4F。距離があるためブレードは機能しないが、横移動での回避が視野に入る。
相手がとにかく受け身をとる気が無い場合、露払いが再度空中ヒットとなる。その後、再度の露払いがほぼ似たような状況でループする。(ここで横転受け身をとられた場合は吉光側-1F)
距離が離れていくため3回目の露払いは届かないが、この時点で指切拳万からの合計が40ダメージ弱となるため、悪くない削りとなる。
指切拳万をベースに展開していけば、このような追加ネタで初見は食える。読まれ始めたら、ブレードと見せかけて卍蜻蛉や金打などでかく乱もできる。読み合いを積み上げるほど優位な読み合いに持ち込めるぞ。
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