対飛鳥動画解説3 ダメージソース分析

Youtubeに上がっていた飛鳥との対戦動画(https://youtu.be/OQb53EIAops)についてポイントで解説を。

試合内容の傾向について、ダメージソースの分析をしてみた。

まず吉光のダメージソース。
攻めはそこそこに、置きと暴れでダメージをとっている。
スカ確が少ないものの、今まで分析した他の試合と比べればバランス的にはいい形。

続いて飛鳥のダメージソースを見てみると。
攻めの比重が非常に高い。ここは今回のダメージ源のポイントになっている。
ここまで攻められているにも関わらず、吉光側のスカ確と確反のダメージ量は非常に低い。
攻めに対して負わせるリスクとして、置くか暴れるかしかしていないことがわかる。

また、飛鳥が得意そうな置きと暴れは全体の4分の1にも満たない。
代わりにスカ確が高く、吉光側の暴れよりも多くのダメージをとっている。
暴れに対するスカ確をきっちりとられてダメージ負けをしている。

飛鳥の主要ダメージ源であった攻めの内訳を見てみると。
簾流し(立ち途中WP)、雅(しゃがみ3RP)、4RK(膝)といったカウンターで痛い技がほとんどを占めている。
特に、ダメージが高いとはいえ簾流しがダントツに高い。要所でカウンターを被弾していた。
何でカウンターヒットしていたのかというと、技を置こうとしたらカウンターヒットしていたのだが、これは距離のとり方がマズイ。
「この距離だと簾流しが飛んでくる」という意識のないまま、簾流しの距離で技を置いていた。タイミングがよければ勝てるだろうが、打ち合えばいずれダメージ負けするのは明白である。
カウンターヒットしてるくらいなので左横移動での回避タイミングは当然あったはずで、もちろんスカ確を入れている部分もあるが、ここの意識が薄かったことが反省点である。

雅については主に鬼殺しキャンセルから。鬼殺しキャンセル読みの行動ができていたかというと実に疑問が残る。牛若はそこそこに打っていたが、抑制するためもっと打ってよかったかもしれない。
4RKのカウンターは不利から隼暴れなどの甘えが原因。恥ずかしい。ここは慎むところ。
圧勁はジャブヒットからバンバン被弾していた。LPLKガードのつもりから立ちに戻すのが間に合ってない。付け込まれていたので気をつけたいところ。

全体を通して見てみると、主な要因としては
「暴れたところにスカ確」「動いたところにカウンター」ということで、端的に言えば動きすぎ。
「暴れずに仕切りなおす」「中距離で誘ってスカを狙う」という行動を増やすことでもう少しバランスがとれたのではないか。

次回またがんばりたい。

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