卍芟をどう打つか

吉光の卍芟は下段の崩しとして重要な技。

これを打つことにより吹雪が刺さるようになったり、
相手に手を出させてスカ確がとれたり、置き技が刺さったりするようになるので
削りとしてはもちろん、リターンをとるための布石として重要である。

じゃあ、この卍芟をどうやって打とうか?どうやって打つと効果的か?
卍芟の弱点は何か。それはリーチである。だから、卍芟は前ダッシュから打つ。
そんなのは言われなくてもわかってる。当たり前。

じゃあ、いつ前ダッシュするのか。どう前ダッシュすると効果的か?
前ダッシュから卍芟を打つのに際し、最も怖いのは「相手の置き技」である。
卍芟を打ちにいったところを置きアッパーやライトゥーで喰われるのが一番痛いパターン。

じゃあ、相手が置き技を打たないところで打ちにいけばいいのではないか。
相手が置き技を打たない状況とは何か。それは、スカし確定を狙われている時。
つまり、「置き技を打つとスカり、吉光のスカし確定が届いてしまう」距離の時である。

相手が置きを打たないもうひとつの状況は、吉光の置きや牽制に対し、スカし確定を狙っているとき。
特に吉光の跳び牛若をはじめとした技のリーチは長い。相手の置き技よりも長い。そのため相手はいつもよりもう一歩下がる必要がある。
そこを追い掛けて卍芟を仕掛けることができる。

もちろん、卍芟を打ちにいった瞬間に置きを打たれれば読み負けだが、
「相手の置き技が届かない距離を保ちながら(=スカ確を狙いながら)、隙を見て前ダッシュから打つ」
というのが卍芟の打ち方の基本になる。

まあ、要するに3すくみの読み合いなんだけれども。

~~~

それともうひとつ相手が置きを打てない場面があり、それは
「やや距離があるが吉光が有利のとき」である。

具体的には「スラッシュキックをガードさせた後」がひとつ。
もうひとつは「相手が技をスカったけどスカ確を入れられるほどではない」時。

ここで相手が置きを打つ場合は、置きというより暴れになり、最速で出さないと効果を発揮しない。
最速で出すということはタイミングが完全にバレており、あっさりスカ確を決められるということ。
また、技を重ねられていたり、遅れたスカ確として技が飛んできた場合も無条件で被弾することになる。
なので、ここでの置き(暴れ)はリスクが非常に高い。

また技のスカり後については「遅れたスカ確をガードできるかもしれない」ので、誰もが立ちガードをする傾向にある。
したがってここは、下段が通る確率が高いポイントである。

ガンガン暴れてくる相手には普通に吹雪や牛若などを打っておいて黙らせる必要はあるが、
上記を見越した上で卍芟を打っていくのは有効な手段となる。

卍芟がコンスタントにヒットすると吉光のペースになるので、うまいこと狙いたい。

2件のコメント

SECRET: 0
PASS:
卍蒼、相手の対応力次第で性能が大幅に変化する技ですよね
対応がぎこちない相手には恐ろしい性能と化しますが(笑)
しかし、古くからある技なので
ほとんどの人が対応出来ているので微妙な技になってますよね
なんか、吉光って足短くなってません?
鉄拳5の頃ってもっと長かった記憶があるんですが(笑)

SECRET: 0
PASS:
ほんと、対応次第で変わりますよね。5発出してヒットするときもあるし。
脚短くなったんですかね。昔の卍芟は出しにくいから優遇されてたとか・・・?
鉄拳3のミドルキックが超長かったという記憶はあります(笑)

あぽ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です