真・吉光ブレード(レイジ中7LP+RK)が相手のジャンプ技を受けた場合、見た目は地上ヒットだが内部的には空中ヒットとなる。空中ヒット時は、空中ヒットを一段消費した状態かつヒットバックが大きいという特殊な状態となり、直浮かせ時とはコンボを切り替える必要がある。例えば禍電(3LPRP)でスクリューしてからの逢魔外法閃~巌頭も最後の巌頭が入らないため、感覚的には真ブレード時点で空中ヒットを二段消費していると考えても差し支えないのだが、真ブレードから圧切~禍電が届いたりするので、1.5段消費している程度の特殊な状態である。
そのためコンボレシピも限られてしまうのだが、代わりに空中ヒット時の補正が全て70%という仕様になっている。空中コンボの段数は少なくなってしまうが、補正が高いためにトータルのダメージはレイジアーツ並に稼げるという救済措置(?)がとられている。また、このダメージ補正は壁に到達しても変わらないため、壁コンボを絡めた場合はレイジアーツ以上にダメージが稼げることもある。
では、最大ダメージを稼げるのはどのようなレシピになるのか。壁に到達した場合は、どの壁コンボが最も減るのか。といった点について考えていきたい。
壁がない場合

締めに用いる技
壁なしの場合、吉光は受け身確定朧車のコンボが最も減るが、真ブレード空中ヒット時のコンボではそれが覆る。
一般的に、吉光のコンボの締めと言えば以下である。
- 逢魔外法閃~巌頭
- 圧切払
- 突衝~潜り頭蓋
これを、真ブレード空中ヒット時に決めると以下のダメージを叩き出せる。
- 逢魔外法閃~巌頭 ダメージ39(8,14,17)
- 圧切払 ダメージ33(8,11,14)
- 突衝~潜り頭蓋 ダメージ38(14,2,2,2,4,14)
いずれも朧車による受け身確定の最大であるダメージ25を遥かに超えている。そのため、真ブレード空中ヒット時のコンボではしっかりとコンボを完走することが大切となる。
では、具体的なコンボレシピを見ていこう。
最も簡単なレシピ
最も簡単なのは以下のレシピ。
真・吉光ブレード(空中ヒット)>6LK>逢魔外法閃~金打>巌頭 ダメージ69
このレシピでも体力の4割強を奪うことできるので、KOが見えている場合は無理せずにこのコンボで良い。
堅実なレシピ
汎用的でダメージも稼げて安定で堅実なのが以下のレシピ。
真・吉光ブレード(空中ヒット)>圧切(2RPRP)>禍電>逢魔外法閃 ダメージ76
ただの運びコンボにしか見えないのにこの減りである。もちろん運び距離もあるため、壁ありステージとの相性も良く汎用性が高い。また、真ブレードが空中ヒットかどうか迷った時の安定策にもなる。
最大ダメージを稼ぐレシピ
現時点で判明している範囲では、最大ダメージを稼ぐのは以下のレシピとなる。
真・吉光ブレード(空中ヒット)>跳び牛若~蜻蛉>夏茜>突衝>潜り頭蓋 ダメージ87
これは、体力ミリのレイジアーツMAXダメージ(82)を超えている。真ブレード時点で空中ヒットを二段消費していると考えれば、実質五段目スクリューからの突衝~潜り頭蓋までは届かないのだが、なぜか届くために突衝~潜り頭蓋を絡めたコンボが最大となっている。
壁がある場合

壁コンボに決める技
壁がある場合は、壁まで到達させた上での壁コンボを狙うこととなる。先述の通り壁に到達しても補正が落ちないため、壁コンボも恐ろしく減る。
一般的に、吉光が壁コンボに選択するものといえば以下である。
- 逢魔外法閃
- 凧殴り>外法閃
- 圧切払
- 跳び牛若~夏茜
- LP>跳び牛若~夏茜
- 睨ぎ荒魂(納刀中立ち途中RPLPLK)
これを、真ブレード空中ヒット時に決めると以下のダメージを叩き出せる。
- 逢魔外法閃 ダメージ21
- 凧殴り>外法閃 ダメージ25
- 圧切払 ダメージ31
- 跳び牛若~夏茜 ダメージ32
- LP>跳び牛若~夏茜 ダメージ27
- 睨ぎ禍魂(納刀中立ち途中RPLPLK) ダメージ35
注目すべきは、LP>跳び牛若~夏茜のダメージが低いということである。これは真ブレード空中ヒット時の状態であっても、ダウン判定ヒット掘り起こし時に補正が戻る(この場合は牛若の2発目が27%)になってしまうためである。そのため、補正を切らずに普通に跳び牛若~夏茜を決めた方が減る。その他では圧切払や睨ぎ禍魂といった連撃系のコンボダメージが飛躍的に上昇する。ちなみに納刀中に真ブレードを打った場合でも抜刀状態に戻るため、睨ぎ禍魂を決める場合は圧切納刀を絡める必要があるが、うまく決まれば壁コンボのダメージは最大を叩き出すことができる。
また、クマパンとギガース限定で以下が決まる。
- LP>禍電菊 ダメージ42(回転し切ると44ダメージ)
キャラ限定だが、簡単な上に恐ろしく減るので覚えておいて損はないだろう。
最も簡単なレシピ
簡単なのは以下のレシピ。
真・吉光ブレード(空中ヒット)>圧切刈(2RPLP)>圧切払>壁>跳び牛若~蜻蛉>夏茜 ダメージ104
別に難しいことは何もしてないのにこのダメージ。ステージ中央付近など、壁が比較的近くに見えている場合のコンボ。禍電ではなく2RPLPを用いるのは何故かというと、2RPLPの方が減るからである。禍電よりも3ダメージ上回る。
堅実なレシピ
簡単かつダメージが高く、堅実なのは以下のレシピ。
真・吉光ブレード(空中ヒット)>圧切(2RPRP)>禍電>逢魔外法閃>壁>跳び牛若~蜻蛉>夏茜 ダメージ109
運び距離がそこそこ長く、距離16くらい(三島道場の短辺の8割程度)を運ぶ。壁が近ければ途中のレシピを変更すればよいので、汎用性も高い。
少しダメージアップを試みるのであれば、真ブレードヒット後に右横移動>圧切(2RPRP)>圧切刈(2RPLP)というレシピも可能。
最大ダメージを稼ぐレシピ
最大となるであろうレシピは以下の通り。
真・吉光ブレード(空中ヒット)>圧切納刀>迅雷剣>突衝>圧切>壁>睨ぎ禍魂 ダメージ116
ギースも目玉が飛び出るくらいの減りである。迅雷剣の後のダッシュ突衝がちょっと難しいので、キレッキレの時に狙いたい。
まとめ
このように真・吉光ブレードの空中ヒット時には、壁なし・壁ありそれぞれで有効なコンボレシピが変わってくるので、押さえておくと理想的なダメージが叩き出せる。
考え方としては、以下の通り。
・壁なしだと牛若拾いが最大。
・圧切~禍電がほとんどの状況で安定。
・壁が近ければ直6LKか2RPLPスクリュー。
・壁コンボには補正を切らない牛若~夏茜。
もちろん真ブレードが地上ヒットするケースは往々にしてあり(そちらの方が多い)、空中ヒットはレアケースであるが、発生した場合はワクワクのボーナスタイムである。驚きのダメージを見せつけよう。
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