対ブライアン戦において、相手のスラッシュキックをガードするシーンはよくある。
ブライアン側が+9Fであるためもちろんブライアンが有利なのだが、この後の効果的な読み合いについて整理してみよう。
WKには華輪
ブライアン側の主力選択肢としてWKがある。WKは発生18Fであり、割り込めない・避けれない・確定反撃がない、そしてカウンターでコンボ始動というパーフェクト連携。
一般的にはガードするかないが、吉光の場合は華輪(1回転キャンセル)が有効に機能し、回避すれば浮かせ技(隼)が確定する。何Fの技まで確定するかというと、フレームの計算式は以下の通りだ。
- ブライアンWKの発生18F + スカ硬直32F = 全体硬直50F
- 吉光華輪1回転キャンセルの硬直25F + フレーム差9F = 硬直34F
⇒ 50F – 34F = 16Fまでの技が確定する。ということで隼が最も良いだろう。
多くのブライアンはWKを打ってくるため、読み合いの深まっていない試合では華輪が非常に有効である。
では、この華輪を読まれ始めたら次はどうしていくか。
レッグスラッシュにはスライドブレード
ブライアン側の次の手段としては、華輪潰しのためのレッグスラッシュ(3RK)がある。この技はホーミングであるため確実に華輪を追うことができ、ヒットでダウン&キックオフ確定なのでダメージも大きい。
読んだら割り込んでいきたいところだが、レッグスラッシュの発生は23Fのため、スラッシュキックガード後は13Fまでの技でしか割り込めない。つまり、隼を打ってWKの地上カウンターを軽減しつつレッグスラッシュ潰す…というような手段は取れない。
吉光で13F以内のカウンターだとPKコンボくらいしかなく、WKカウンターのリスクを背負う割にはリターンが安い。そこで登場するのがスライドブレード([RKLP])である。スライドブレードを打つことで若干前に出る&やや発生が遅れるため、レッグスラッシュにカウンターをとることができる。
ただ、WKのカウンターリスクを背負っていることには注意が必要だ。ほぼ遅延なくスライドブレードを出したとして相打ち。少し遅れると普通にカウンターヒットで被弾する。あくまでレッグスラッシュに的を絞った上で、高いリターンを得る選択肢として用いるべきだろう。
さらに、同じくホーミング技の一つであるマッハキックを打ってきた場合でも、吉光ブレードはそれを潰すことができる。スライドブレードは優秀な選択肢である。
また、納刀時についてはスライドしなくとも通常のブレードで割り込み可能。さらに高くつけるのであれば、RPカウンター>吉光ブレードとすることもできるぞ。
遠い場合はバックダッシュ
スライドブレードは有効だが、スラッシュキックガード後の距離が遠い場合はスライドブレードが届かずに一方的に負ける。
しかし逆に、この場合はバックダッシュでレッグスラッシュを避けることができるので、バックダッシュが安定行動となる。スラッシュガード後の距離をちゃんと見ておくことが大切だ。
両対応のスネークエッジ!?
上記2つの選択肢に両対応できるブライアン側の技としてスネークエッジがある。さすがに見てからガードされるので常用はされないが、ここ一番で面倒くさいこともある選択肢。
これについては左華輪を2回転すると避けることができ(ホーミングなのに!)、隼が確定。ちなみにレッグスラッシュについては被弾してしまうが距離が遠くなり、キックオフの確定が難しくなる。相手のキックオフ前のダッシュが短ければ寝っぱでやり過ごし、長ければその場起きガードが間に合う。
単にリスクを負いたくないのであれば立ちガードしておけばいい話なのだが、華輪2回転しておけば多大なリスクを背負うことは少なく、攻めに転じるチャンスを得られる。WKを回避しても確定はないが、フレームは吉光が+7Fだ。
手堅い削りのクイックローには一点読みブレードも
その他によくある選択肢としてはクイックロー(2RK)による手堅い削り。この下段は発生15Fのため、もちろん割り込む余地はない。華輪で回避したとしても吉光側+11Fで、ジャブも届かないため確定はない。
対応としてはWKのノーマルヒットは受け入れつつ下段捌きに行き、レッグスラッシュを被弾しない程度に立ちガードに戻すファジーが最も正解に近いだろう。
もしこの技に高くつける場合は抜刀での最速ブレードもある。相打ちになるため、その後に迅雷剣もしくは圧切で拾うことができる。体力の約4割・70ダメージ強を奪えるため、クイックローを多用しているようならワンチャンス、狙ってみるのも良いだろう。
まとめ
- WKに対して華輪
- レッグスラッシュ打ってきたらスライドブレード
- やり過ぎはよくないので、普通に立ちガード様子見もする
- クイックローには相打ちブレードもあるよ
ブライアン側が普段は安定行動だと思っている連携が、吉光にとってはリターンの宝庫。読みが当たれば大きくリターンを得られる。ここぞという場面で、気合を入れて読み切りましょう。
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