1分対策動画の背景と想い

最近はYouTubeが活動のメインになっているあぽーです。

当初はこのブログのネタを動画化しようと目論んでいたのですが、気が付いたら「○分でわかるキャラ対策動画」がメインコンテンツになってしまっておりました。

そもそもこの対策シリーズのはじまりはというと

  • 鉄拳は自キャラの攻略も大事だけれど、上を目指すにはキャラ対策も大事。
  • しかし鉄拳もキャラクター数が増え、その数は50に届かんとする数になっている。
  • キャラごとに対策が異なるため、まともに対策しようとすると数が膨大。1キャラの対策に1時間かけたとしても50時間かかる。
  • そんな時間はないし、そもそも当たらないキャラもいるし、完璧な対策はできない。
  • でも、わからん殺しだけで倒されるのでは格闘ゲームとして面白くない。
  • 少なくとも基本方針と確定反撃くらいは押さえておきたい。
  • でも検索しても情報があまり転がってないし、都度調べるのも大変。
  • そんな時に1,2分でさっと情報を得ることができたら、楽なのではないか。

というきっかけからスタートしました。

この対策動画では技単体の深掘りはあまりしていません。キャラ対策となると「この技はこういうフレームで、こう対応する」を並べて覚えるのが基本ではあるのですが、それをやっていると量が膨大になる。

なので、①「どう立ち回るか」という基本方針だけにまとめる。ただし、②よくあるキラー連携だけは対策する。あとは、③確定反撃を知らないと勝負にならないのでそこだけは押さえる。そのようなコンセプトで作成しています。

あと、私自身がかなりせっかちな性格をしていて、動画見てても「結論はなんやねん」と思って飛ばしてしまうし、自動化とか効率化が好きな人間なので、こういう動画になってしまうというところもあります。

作成にあたっては、作成前からキャラ対策をすべて把握しているわけではなく、私自身がキャラ対策を考えるところから始まります。

まず、方針を考える。

その裏付けを動画やプラクティス等で検証する。

具体的な動きを撮影する。

編集してまとめる。

キャラクターにもよりますが、だいたい3時間前後で出来上がります。

で、最近はおかげさまで再生回数が1000回くらい行くんですけど。
例えば1000人見てくれてるとして、みなさんが1時間調べるところをこの動画に詰め込めた、と考えると、1000時間分の価値がある。

そう考えた時、この動画は視聴者の時間をいただくのではなく、時間を生み出してるんだなと思いました。加えて、「こんなに対策必要なら鉄拳やめよう」と思ってた層も継続しやすくなり、鉄拳人口も増えるかもしれない。

いままでは「時間使って記事を見てもらって、知識を与える」という形だったのが、「短時間で知識を与えて時間を作る」という形になっており、こういう貢献の仕方があるんだなあ、と感じている今日この頃です。

ひとまずは、めざせ全キャラコンプ!

ここで、将棋のプロ棋士である羽生善治さんの名言を紹介します。

勝負では、知っていることに自分の思考とか、アイデアをプラスしないと意味がないのですが、知っているというその一点だけで、有利になるということもよくあるんです。

– 羽生善治 –

付け焼刃のキャラ対策ではやはり実戦で反応するのは難しく、本当に対策するには対戦をこなす必要がありますが、「あ、それ知ってる。確反あるよね」と気が付くか気が付かないかだけでも雲泥の差があります。

そもそも将棋とかと同じく、鉄拳の面白さは「読み合い」にあると思います。出てくる戦術や対応がある程度わかった上で、それを読んで適切な対応を返す。新しいキャラや新しい技が出てくるのも面白いですが、技がわからないと目隠しでジャンケンして後で勝敗を知らされるみたいなもんで、自分で工夫する楽しみがありません。習熟した上での読み合いが、鉄拳をはじめとした対戦ゲームの本質ではないでしょうか。

格闘ゲーマーのやり込み勢か否かの境界点があるとすればその読み合いの習熟度合いで、到達しているプレイヤーにはそれまでとは一段違った楽しみ方ができるのですが、ライトユーザーでもそこに到達するような手助けがこの動画でできれば幸いだと思っています。

1件のコメント

6からの復帰勢ですがキャラ対策動画いつも助かっております
取り上げる技も使用頻度が高い技なので非常に有効だと思います
自分の対戦リプレイとキャラ対策動画の同時見で次回対戦はばっちりです!

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