ジュリアの3RPを攻略する

ジュリアの3RPと言えば大纒崩捶の初段の技で、瞬歩に移行でき、なぜか連続ヒットする(と思っている)箭疾歩にも派生できるジュリアの15F中段パンチ。

初段が中段という扱いやすさ、展開の早さ、ヒット時のリターンを含めジュリアの主力技の一つに数えられる。この技の展開について考えていきたい。

派生

  • 3RP~箭疾歩(3RP[LKLP]) ガード-3F 上段

最低限押さえておくべきはこの箭疾歩派生だろう。先述の通り連続ヒットする中・上の連携技であり、66LKの追撃まで確定するため3割弱のダメージを奪う。さらに壁の位置が近い場合は66LKを空中ヒットさせてから9RKLKLPまでつながり、合計ダメージはなんと70。4割を超える。

2発目は割り込めず、発生3Fの返し技系がギリギリ間に合う程度。吉光は金打当て身可能だが派生の八咫烏は確定しない。当然しゃがみステータス技も間に合わない。ガードしても-3Fしか不利がなく、確定反撃どころか普通に読み合い。したがって、この技を打ち放題にさせてしまうとリスク・リターンの観点から大きく劣勢を強いられてしまうこととなり、ジュリア戦において放置しておくことはできない。読んだらしゃがむ。少なくともこれは基本である。


  • 3RP~瞬歩RP ガード-8F 中段 14F割り込み

3RPの瞬歩派生から箭疾歩を出さずに瞬歩RP。この技は中段かつ確定反撃がなく、3RPガードからだと横移動で回避できず、カウンターでコンボと鬼強い。14Fまでの技で割り込むことができるが、動けば当然箭疾歩は被弾する。

特にズルいのは、瞬歩を経由するため見た目が箭疾歩と似ているということ。よーく見ればわかるのだが、箭疾歩だと思ってしゃがみから技を打ってしまうと、この瞬歩派生がうまくカウンターヒットする仕組みになっている。相手のモーションをしっかりと見極めなければならない。

吉光の場合限定だが、箭疾歩の確定反撃には吉光ブレードを決めることも可能なので、反応に自信がなかったり、成功率を重視する場合はブレードでの確定反撃も視野に入れることを推奨したい。


  • 3RP~瞬歩RK ガード-13F 下段 16F割り込み

瞬歩からの下段派生。ガード-13Fのチョン蹴りだが、カウンターヒットで転んでコンボ始動となる。一体どんな脚力なのか。RPの中段派生と並んでカウンターコンボ始動であり、ローリスクな二択にもなる優秀な中下の選択肢。

下段派生は16Fまで割り込むことができるので、瞬歩派生を読んだら中下問わず14Fまでの技が確定となる。特にしゃがみステータス等はなく、カウンターヒットを奪えるので、ハイキックカウンターを持つキャラなどはわかりやすい対策となるだろう。吉光の場合は逢魔外法閃も狙えなくはないぞ。

また、これも吉光のみだが瞬歩派生のいずれも華輪1回転で回避してからの隼が確定。箭疾歩は被弾するが、カウンターヒットするよりは2ダメージほど安くなる。後述の大纒崩捶も回避できるため、とりあえず箭疾歩を除く派生を全部回避したい場合は華輪だ。


  • 大纒崩捶(3RPLP) ガード-18F 中段 割り込み不可

いきなり打ってくることはほとんどないだろうが、対の選択肢として機能するので触れておく。ガードで浮き確定、基本的には確反専用技の無双連拳だが、上述した「箭疾歩をしゃがむ」「瞬歩派生に割り込む」のいずれにも対応してくる選択肢。

読み合いが深みにハマってきたら飛んでくるかもしれないが、これを打ってくるならばとりあえず立ちガードしておけば大丈夫なはずだ。

読み合いまとめ

以上の派生に対する対応をまとめると以下のようになる。(大纒崩捶は省いた)

箭疾歩瞬歩RP瞬歩RK
立ち+3F+8F17
しゃがみ浮き確2014
14F暴れ44浮き確浮き確
華輪42浮き確浮き確
納刀ブレード44浮き確浮き確

こうやって並べるとジュリア側のリスクが大きく、冷静に対処すれば大丈夫ということがわかる。問題は早い展開についていけるかどうかで、既に書いたように「箭疾歩だと思ってしゃがみから技打ったけど瞬歩派生がカウンターヒットしてました」が最も危険。吉光の場合は箭疾歩をしっかり確認してからのブレード確定反撃があるが、通常のキャラであれば「しゃがみ→立ちにして、箭疾歩だったらワンツーを返す」というのも安定の対策の一つとなるだろう。

箭疾歩はしゃがんで浮かす

瞬歩派生は14F以内の技でカウンターをとる

リスク回避ならしゃがみ→立ち

対策が甘いと箭疾歩派生をオラオラで打ってくる場合もあるだろう。しっかりとお仕置きしたいところだ。

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