以前の対戦動画(https://youtu.be/2G0MXwHyBh4)についての解説を。
試合の中で何が決め手となっていたのか。
ダメージソースについて分析をしてみる。
まず、吉光のダメージソース。
攻めを除けば、置き・暴れの比率が高い。
しかし、スカ確の割合が極端に低いのがわかる。
下記が、デビル仁のダメージソース。
攻めの成功率が高く、またスカ確も比較的とれている。
置きや暴れというのは極端に少ない。綺麗な鉄拳。リスクを負わない、理想的な形かもしれない。
吉光があまり前に出てこない→デビル仁側の置きや暴れが少ない→吉光がスカ確をとれない という図式。もしくは横スカし、縦スカしが少ないということも言える。
スカ確をとれないということは攻めるか置き・暴れが必要で、吉光側としては効率の悪い攻めをするか、リスクを負って技を振るしかない。
ただ、吉光側の置き・暴れのダメージ合算が300弱あるのに対して、デビル仁側のスカ確ダメージは151と低い。置き・暴れが効果的に刺さっている(およそ3回中2回読み勝っている)ことがここからわかる。デビル仁側の攻め成功率が高いのは、それだけ前に出ているということでもある。
では次に、どんな技がダメージソースとなっていたのかについて。
吉光側のダメージソース内訳だが、この中で目立っているのが阿修羅斬と吹雪。
細かい中下段と同じレベルで刺さっており、半分以上を占めている。これが勝因のひとつと言える。
デビル仁側のダメージソース内訳は下記。
しゃがみガードのタイミングを読まれていたか、とにかく奈落である。
中段もそれなりに刺さっており、鐘楼、飛魂蹴、胴抜き、追い突きの総和と奈落を比較するとだいたい同じくらいである。奈落は2回に1回しゃがめばお釣りが来ると考えれば、割と理想的な割合か。
ただ、追い突きの被弾回数は少なかったため、しゃがみ時のリスクは低かったかもしれない。もう少ししゃがむべきである。
最後に、攻めに次いで吉光の主要ダメージソースであった置きと暴れについて。
風神があるので置き露払いがやはり多めに活躍している。
特徴的なのは毒霧と銀山魔。リターンがある技なのに全体の半分弱を占めている。これらは対応されたら容易に当たる技ではない。甘えが見える。
代わりに、もう少し右アッパーの比率が上がってもいいんじゃないか…というところである。
暴れブレード頼みすぎてヤバイ。バレたら終わりである。
デビル仁の主要技が奈落、鐘楼、飛魂蹴あたりだったことを考えると、華輪でも十分に対抗できたはず。
通用しない人には勝てないので、もう少しバランスを持った暴れが求められる。
改めて集計をしてみると、自分の癖がわかって課題も見えてくるもので。
他の対戦も集計をして分析・比較をしてみたいところ。
※グラフの数値は、1ポイント=体力の1割程度を目安としています。
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