起き上がって立ちガードするなら寝ていた方がマシである

中段・下段の二択に読み負けてやられてしまうことが多い人向けのお話。初歩的な話です。

二択に読み負けてしまうのは試合の流れや運も絡んでくるので仕方がないところなのですが、例えば相手に浮かされる→二択→二択→PERFECT!という形であっという間に負けてしまうことが多い場合。このような場合は、そもそも二択を受けているシーンが多いのではないか?という見直しポイントがあります。

二択を受けることが多いということは、鉄拳の3すくみで言う所の相手の攻め(前に出てくるところ)に対して置き技を振っていないということが一つ考えられますが、もう一つは起き攻めにおいて受け身を取り過ぎであるという観点があります。鉄拳の受け身は、受け身中はガード不可というようなポイントはなく安全ですが(一部例外あり)、相応の時間がかかるために相手に大きな有利フレームを与えることになります。つまり、二択を受ける機会が増えます。

ただ、受け身を取ると二択を受ける訳ですが、そこで立ちガードするくらいなら受け身とらない方がいいんじゃないでしょうか、というのが今回の趣旨。

例えば、二択が強いキャラとして代表的なのが一八でしょう。

上級者同士の試合においても、奈落旋風とその他中段による押し付け二択で試合が決まることも珍しくありません。

では、具体的なシーンを見ていきましょう。

一八の奈落旋風がヒットしました。この後、一八側が左踵落とし奈落旋風の二択を狙っているとします。

この場面で、受け身をとってしゃがみガードした場合
左踵落とし…被弾(コンボ)
奈落旋風…ガード(こちらがコンボ)

受け身をとって立ちガードした場合
左踵落とし…ガード(確反なし。一八側-3F)
奈落旋風…ヒット

立ちガードしたところで、こちら側にリターンを得られる機会がないことがわかります(もちろん左踵落としを被弾しなかったというのは重要なことではありますが)。では、ここで受け身をとらなかった場合を考えてみましょう。

受け身をとらない場合
左踵落とし…空振り(起き上がりキックまたはスプリングキック確定)
奈落旋風…初段のみヒット(仕切り直し)

左踵落としに対してリスクを与えることができます。スプリングキックならばダウンを奪え、完全にこちらのターンに。奈落旋風の場合は初段のみヒットしますが、距離が離れて仕切り直しとなります。いずれにせよ、一八の二択から逃れることができます。この状況を先ほどの立ちガードした場合と比較すると、受け身をとらない方が良いということがわかります。つまり、「受け身して立ちガードするくらいなら受け身をとらない方がマシ」が成り立ちます。

寝っぱなしで相手の技を空振りさせる

しかしだからといって受け身とらなければ大安定かというと、そうでもないのが鉄拳7。一八には相手のダウンに当たる中段キック(魔鐘楼。66RK)があります。これを打たれるとダウン状態からもう一度ダウンさせられ、再び受け身をとるかどうかの択を迫られます。この魔鐘楼を回避するためには、「受け身して立ちガード」が必要。ここまで来て初めてこの選択肢が生きてきます。

ただ、この魔鐘楼を振らせることができれば「受け身してしゃがみガード」のリスクも自ずと下がります。魔鐘楼はダメージ22、ヒットで+5Fであり、左踵や魔神などと比べても大したことはありません。このリスクに対して奈落は浮かせることができるのであれば、二択を受ける方がお得、ということにもなってきます。

このように、受け身なしを織り交ぜることで受け身時の読み合いにも有効に働きます。相手に与える選択肢を増やせば、それだけ回避できる確率も高くなるということです。毎回思わず受け身をとってしまって二択がキツイ!という時は、受け身なしを活用するとバランスがとれることでしょう。かくいう私自身が、すぐに受け身とっちゃうタイプなんですけどね…。

ありがとうございました。

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