鉄拳7 フレームとは何か?

鉄拳というゲームをやり込んでいるか、やり込んでいないかの境目。
一般人からアマチュアプレイヤーになる境目。

それは「フレームを知る」ということではないかと思います。

そもそもフレームとは何か

フレームとは、定義で言えば「動画を構成する静止画の1コマ」です。
鉄拳界(格ゲー界)の意味としては「技の発生や有利・不利を数値化したもの」です。

一般的にフレームレート(FPS)という単語が使われますが、鉄拳のFPSは60となっています。つまり、1秒間に60個のコマ数で画面が描画されています。
この最小単位の1個を1フレームと呼びます。1フレーム=60分の1秒です。
全ての技の発生の早さや、当たった後の有利不利の大きさなどはこのフレームで表すことができます。

では、このフレームを知ると一体何ができるのかというと、大きく以下の3つが挙げられます。

・連携を組み立てることができる
・確定反撃を簡単に把握することができる
・立ち回りでのスカし確定の精度を上げることができる

フレームを活用した連携を組み立てる(フレーム鉄拳)

フレームを活用すると、論理的に強力な連携を組み立てることができます。(以下、フレームは「F」とも表記します)

鉄拳において最も発生の早い技はジャブやしゃがパンの「10F」です。(一部の特殊な技を除きます)
例えば、「4F有利」な状況から「13F発生のショートアッパー」を打つと、その差が9Fとなります。最も発生の早い技が10Fですので、割り込まれることがありません。

吉光が殴り兜割り(LPLP)をヒットさせる。4F有利となる。
ここから13F発生の柄当身(3LP)は、割り込まれない連携。

このような相手の暴れを許さない組み立て方をフレーム鉄拳と呼び、強い連携を机上の計算で導き出すことができます。
※横移動やバックダッシュなどで回避できる可能性はあります。また吉光は発生6Fの吉光ブレードを持っているため、このような鉄拳を覆す代表格です。

確定反撃に活用する

リターンの高い中段および下段には、確実に確定反撃が存在します。

確定反撃とは何かというと、例えば、多くのキャラが持っている浮かせ技であるライジングトゥーキック(9RK)をガードされると「13F不利」となります。これは、13F以内の発生の早さを持つ技が反撃として確実にヒットすることを指します。

これが技によっては14F不利だったり15F不利だったりするのですが、この1,2Fの差は非常に大きく、確定反撃のダメージが天と地ほどに変わってきます。

「この技にはこの技で反撃できる」というのを一つ一つ覚えても良いのですが、キャラクターが多すぎるため正直覚えきれません。そこで「この技は13F不利」として覚えておくと、自分や相手のキャラが変わっても、13F発生の技を選択すればよいということがわかり、効率的に覚えることができます。

ドラグノフのシャープナーは、ガードで13F不利
発生13Fの立ち途中LPRKが確定する

ちなみにこの確定反撃のダメージの高さはキャラクターによって異なり、同じ13Fでも雲泥の差があったりするので、キャラクター相性が色濃く出てくる部分となります。

スカし確定に活用する

技の発生と、有利/不利フレームを把握する。ここまでは中級者です。

この先に行くと、技のスカ硬直(全体硬直)に目を向けることになります。
スカ硬直とは、技が空振りした後のキャラクターの硬直時間を指します。技の発生とスカ硬直を足すと、全体硬直となります。

例えば、一般的なジャブ(LP)は発生10F、スカ硬直17F、全体硬直は10+17=27Fです。
スカ硬直が17Fですので、例えばしゃがんだ後に15F発生の浮かせ技を入れようとしても、猶予が2Fしかありません。加えて全体硬直が27Fなので、15F発生の技を決めるのであれば12Fで反応する必要があります。鉄拳において常人が反応できるフレームは25F付近ですので、確認してからは反撃を決めることができません。また確認せずに打ち切っていたとしても猶予が少ないので決めるのは難しい、ということがわかります。

ジャブをしゃがまれたが…
立ち途中の浮かせ技は簡単には確定しない

このようなことを踏まえると「ジャブは強い」という結論に至ります。

同じように、立ち回りで振られる技の発生、スカ硬直、全体硬直を把握することでリスクの低い技を選択、あるいは相手の硬直に合わせて適切なスカし確定技を選択することができ、精度を上げることができます。

フレームを知ると見えるもの

全キャラの全技のフレームを覚える必要はありませんが、主力技だけでも把握しておくと見えてくる世界が変わります。

いままで対峙していた相手と対戦した際には、いかにフレームとして理にかなっていない選択肢かがわかるようになり、何の技を振れば相手の技を潰せるかもわかるようになるため、フレームを知らない相手とは勝負にならなくなるでしょう。

上級者同士の試合になるとジャブヒット(8F有利)から最速で暴れたりもするので、もっと読み合いは深まるんですけどね。

そういうものが見えてくる意味でも、フレーム理解することで実力の向上にもなるし、対戦動画などもより楽しめるようになることでしょう。鉄拳に興味があったらフレームを覚える。オススメです。

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