鉄拳7 シーズン4 吉光新技の金打下段「石垣崩し」をどこで振るか

シーズン4全体の調整内容を見るに、優遇された部類の調整をされたと思われる吉光。全体的にアッパー調整ですが、特に新技は使える部類ではないかと。

その新技は金打中に6LPで出せる「石垣崩し」。とりあえずフレーム情報から整理していきましょう。

石垣崩しの基本情報

  • 判定:下段
  • 発生:23F
  • ダメージ:20
  • ガード:-13F
  • ヒット:+3F
  • カウンター:捻りダウン(指切カウンターと同じ)
  • しゃがみステータスあり(発生22F)

ヒットで有利を得ることができ、ガードで-13Fというオーソドックスな削り下段です。金打からしか出せないとは言え、吉光には貴重な下段攻撃。

リーチがとてつもなく長く、外法閃より長いです。また、刀での攻撃のため下段捌き不可(納刀時は捌き可)。さらに横移動にもそこそこ強い。近距離の右歩きで回避される可能性がある程度です。加えて、ダウンにもヒットします。そして先端ガード時は距離が遠くて確定反撃が届かない。発生がやや遅く、何より金打からしか出せないというのが弱点ですが、出てしまえば破格の性能を誇っています。

ヒットで+3F&吉光しゃがみとなり、露払いヒット後よりは若干攻めにくい状況です。ちょっとあまりやることがないけれど、とりあえずトゥースマが手堅い。横移動読んだらダッシュ卍芟とかでしょうか。

カウンターヒット時は指切カウンターと同じ捻りダウン。外法閃が確定します。先端ヒットだと遠いことがあるのでダッシュ外法閃が良いでしょう。

また、技の発生前にレバー2または1入力でしゃがみキャンセルすることができ、フェイクとしても機能します。このキャンセルの全体フレームは34F。仮にトゥースマを出した場合は発生45Fとなり、キャンセルせずに出した場合の23Fとは二択になりませんが、有利は得ることができます。

一応しゃがみステータスがついていますが、しゃがみステータス発生は22Fなのでほぼなしと思って良いです。技後はしゃがみ状態なので、スカった後に風神拳などを被弾することはありません。

この下段の対として金打から出せる中段は阿修羅斬や天守崩しがありますが、天守崩しが発生21Fのため石垣崩しと近い。二択になります。とうとう、天守崩しが日の目を見る時が来ました。

石垣崩しの基礎情報はこのような形で、やはり特徴的なのはそのリーチ。生金打から出した場合のトータル発生は38Fであるため立ち回りで振るのは難しいですが、場面を選べば効果的に触れるケースがありそうです。

というわけで、いくつか調査してみました。

トゥースマ金打の後に振る

とりあえず思い付く場面。ここでの石垣崩しは、天守崩しとの二択狙いで打つことになります。

天守崩しは右横で回避されますが、石垣崩しは横移動での回避不可。また、ともにバクステでの回避も不可能です。発生15F以内の技で割り込まれますが、その場合は巌頭や阿修羅斬で刈ることができる。

今まではトゥースマヒット後にバクステされたらほぼ何もできませんでしたが、石垣崩しの存在により相手を動かすことができます。

露払いの後に振る

露払いヒット後に生金打で経由して振ります。この場面も天守との二択が狙い。蜻蛉二択するのと似たような形ですが、金打二択にいくメリットはリーチが非常に長いということ。神隠などはバクステに届かないことがありますが、石垣崩しはまず不可です。

天守崩しはバクステ~右横移動、石垣崩しは右横移動で回避されますが、相手が防御行動をとれば二択になると考えてよいです。暴れられると当然割り込まれ、12F以上の技は地上カウンターヒットしてしまうのがデメリット。

峰打ち殺しの後

一瞬6に入れて前進から金打し、石垣崩しを打つ。このようにすると左右横転にヒットし、後方起きにも届きます。後方起きに対しては、ガードされてもトゥースマが届きません。当然ガードせずに暴れることも不可能なので、後方起きに対してはほぼノーリスクで狙うことができます。

なお峰打ちのヒット位置が遠い場合はスカってしまうので注意。また、起き上がりキックを打たれると潰されます。

正拳胴払いの後

こちらの場面でも峰打ちと同様に、一瞬前進から金打して石垣崩し。峰打ち後とほぼ同じ状況で、左右横転にヒットし、後方起きにも届いて後方起きの場合はガードしてもトゥースマが届きません。

さらに、最速で起き上がりキックを打たれても遠くて届きません。タイミングを見計らって遅らせ起き上がりキックを打たれるとダメですが、かなり難しいため、峰打ち後よりもさらにリスクが低いです。

ダウンに外法閃の後

LPLPカウンター、弾割りカウンターなどからダウンに外法閃を当てた後。金打移行しておき、やや前進から天守崩しと石垣崩しを打つことで二択になります。石垣崩しが寝っぱ・横転を否定。

蜻蛉二択よりも中段のリターンが高く、相手しゃがみに対するリスクが低い二択です。

釘打ちのヒット後

左右横転に石垣がヒット。後方起きにも届きますが、ガード時に確反は届きます。後方起きに天守崩しは届かないため、後方起きに対して二択になりません(その場起きなら二択になる)。起き上がりキックで割り込まれます。

天守との二択にならず、起き上がりキックを打たれた場合などのリスクが高いため、後方起きを読んだ場合にのみ使用。

黄泉駆け抜けの後

6入れでしっかり振り向き切ってから金打~石垣崩し。後方起きに対して届き、ガードされてもトゥースマが届きません。しかし、天守崩しも届かないため二択にはならず。

その場起きされても打撃で割り込めるのはトゥースマのみ。起き上がりキックを打たれた場合のみリスクが大きいです。

シーズン4では黄泉駆け単体のダメージが上がったこともあり、合わせて良い連携ではないかと思います。

鬼門跨ぎの後

起き上がった場合は天守と石垣の二択になります。右横転された場合、石垣崩しがスカります。

起き上がりキックで潰されますが、この場面で起き上がりキックを擦る人は見たことがないので、多くは二択として機能できる場面でしょう。

紅葉蹴りの後

紅葉蹴りの後はヒットで+4F。下がられるとやることがありませんでしたが、石垣崩しは届きます。バクステを2回されても届きます。うーん超リーチ。

ただ、バクステを2回されると天守崩しが届きません(代わりに石垣崩しガード時は先端でトゥースマが届かなくなります)。またバクステ1回でも相手がしゃがまなければやはり天守崩しが届かないので、中段に行く場合は若干の金打前進をオススメ。

まとめ

峰打ち、正拳胴払い、黄泉駆け抜けの後であれば、先端ガードを狙える距離で打つことができます。まずは、このあたりが良いと思われるポイント。

それ以外は有利フレームを活かしているだけで、単純に「金打二択を狙う」という考えで良いでしょう。途中にも書きましたが、この金打二択は中下ともにリーチが長いため、バクステで無効化できない二択というのが強力なポイントです。右横移動されると避けられますが、両方とも避ける距離というのは発生しづらい。

相手がダウン状態である有利フレームを使って近づくのはもちろん、立ち回りにおいても右アッパー等でプレッシャーをかけつつ、固まったところへ二択に行くというのがシーズン4の吉光金打でしょう。これまでにも蜻蛉二択、地雷刃二択とありましたが、金打二択もニューフェイスとして加わることになります。

二択のリーチの長さで言うと、地雷刃二択<蜻蛉二択<金打二択。金打二択は蜻蛉二択よりもバクステ1回分程度リーチが長いです。そのため、密着まで近寄らなくとも狙うことができます。ただ他の二択と比べて潰された際に地上カウンターとなるのが非常に痛いため、相手の置き技の頻度と相談しながら狙っていきたいところですね。

最後に、上に挙げた各二択の発生フレームを整理してこの記事を終わります。

地雷刃~地雷砲:46F
地雷刃~潜り頭蓋:46F

卍蜻蛉~夏茜:33F
卍蜻蛉~神隠:35F

金打~天守崩し:36F
金打~石垣崩し:38F

※フレームは構え込みです

良い二択ライフを!

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