対豪鬼動画解説4 ダメージソース分析

以前の対戦動画(https://youtu.be/vC-N74bCikQ)についての解説を。

豪鬼戦についてもダメージソースの分析をしてみた。
普通のキャラじゃないので尖った結果が出ると思いますが…。

まず、吉光のダメージソースの傾向。
デビル仁戦では暴れの半分くらいを占めていた置きが、極端に少ない。
代わりにスカと確反の割合が高く、がんばって相手の攻撃を受けていることがわかる。
暴れも含めると全体の6割を占めており、常に後手後手であった(吉光としては間違ってないけど)ことが伺える。

豪鬼側のダメージソースを傾向を見てみると。
ものすごく極端なことになっている。666とか悪魔の数字が出てきた。このキャラ英名もAkumaでしたね。
攻めの数値だけでも吉光の総ダメージ量に近く、豪鬼側が優勢であったことがわかる。
攻め以外の要素についてはバランスよく出ているものの、攻めと比べても数値的にもやはり少ない。確反やスカをもらっても良い覚悟で、リスクを背負った技をまだまだ振ってよかった。

圧倒的だった豪鬼の攻めの内訳を見てみる。
下段と百鬼投げだけで全体のおよそ75%。しゃがめよ!とツッコみたくなる内訳である。
主力技の追い突きはどこいったかというと、相手が打たないのもあり、なんと一回しか被弾していないためグラフに出ていない。あんまりしゃがまないから下段だけでいい、と見切られて技を振られている。
実際のところ、ちまちまと中段は振られていた。しかし下段のリターンが高く、ちまちました中段は立ちガードさせるための撒き餌でしかなかった。純粋なしゃがみに対して痛い中段はあまり被弾していなかったのだから、もっともっとしゃがむ価値がある。

ちなみに大足はダメージ量が少ないものの、数は最多で68回被弾している。ガードしたのが17回(うち5回捌き)。全体で85回の大足。ヒット率は80%。
5回に4回ヒットするとして、大足のダメージが20だから掛ける4で80。5回に1回ガードしたら白道入れて壁コンボ含めて半分だから約80。トントンなのでいい割合…かもしれないけど、プラスに転じたいところ。

ついでに中足の内訳について。
もちろんのことながら中足波動セビキャンと中足竜巻のダメージ比率が高い。
中足百鬼は数が多いが成功率は少なく、2/3はブレードで跳ね返している。しかし大きなリスクを背負わせることができておらず、相打ちもあり、たまに百鬼RKが刺さればラッキーという形で、豪鬼側はとりあえず打っとけの状態であった。蓄積して多くのダメージソースとなっている。
百鬼へはやはり横移動、前ダッシュ、華輪などの対応が望ましく、今回そのような形で中足百鬼に対応したのはゼロ。ここは手当てをしていきたいポイント。

最後に、吉光の暴れ内訳について。
一応ブレードが役立っているようには見えるが、ブレードは中足と相性が悪く、ダメージソースにおける中足の比率から見てもブレードが仇となるケースが多かった。
露払いは不利からジャブをしゃがんでの強引な暴れ系の打ち方。一応リターンはとれていたものの、ジャブから動かなければカウンターはしないし、ジャンプされるし特中は被弾するし、あまり感心できる打ち方ではない。
と、考えると効果的な暴れが打てていたとはなかなか言い難い。

何を増やすべきだったかというと、一つは下段を振らせない隼での暴れ。ブレードが相対的に効くようになる。
それから華輪。百鬼を見てから華輪、大足回避してスカ確などの流れがもっとあってよい。
あとは、下段とは相性が悪いが、6WKや百鬼を潰せるであろうジャブ系の暴れ。
このあたりを増やすことでバランスがとれていくのではないか。

また試合する機会があれば試していきたい。

※グラフの数値は、1ポイント=体力の1割程度を目安としています。
  50であれば、全体で体力ゲージ5本分程度のダメージを稼いでいたということ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です