鉄拳7 リロイ調整内容(Ver3.21)

202X年―

リロイは、多くの鉄拳プレイヤーの反感を買い、弱体化の炎に包まれた

火力は下げられ、フラヒは重くなり、LPLPWPLPは壁強をとれず、2WPはコンボに行けず、66LKは不利な上に横にペラペラとなり、

あらゆるリロイが絶滅したかに見えた

だが…

リロイは死滅していなかった!

前回の調整から2週間ほどで再度やってきた、リロイの弱体化調整。
詳細については公式サイトのアップデート情報を見るのが早いので、そちらを参するとよい[公式サイト アップデート情報]。

ここでは、特に大きな変更点について取り上げる。

LPLPWPLPのヒット時挙動変更、壁強とれず

シャオユウの撃壁掌(WP)と同じやられになった。壁際では壁強をとれなくなり、9WKWPなどでの追撃も不可となったため火力が大きく低下。しかし、ダウンを奪えるため壁際ならばダウン攻撃は確定。合わせて4割弱減る。てっきり上中段捌きからの返し技と同じやられになるかと思ったが、まだ温情があった。

2WPがカウンターでコンボに行けず

叩き付けのダウンに変更。追撃は確定するが、コンボに行けなくなったのは非常に大きな変更点である。またガード時もしゃがませることができず、なおかつリロイ側が4F不利となった。

4WPの硬直増加

空振り時の硬直が10Fも増加した。10Fというのは非常に大きな時間で、秒に直すと約0.167秒である。伝わりにくいのでもう少し具体的に言うと、ジャブのスカ硬直だったものが右アッパーのスカ硬直に変わってしまったことと等しい。古株の吉光向けに言うなら、ガード-1Fだった過去の右アッパーが現在の右アッパーになってしまったような感覚だ。これまで4WPの空振りにスカ硬直をとることすら難しかったが、相応のリスクを背負うようになった。個人的に4WPはカウンター時の挙動を66LKと同じにして9WKWPやダウン攻撃確定、杖持ってたらもうちょっと減るかもね程度が落としどころかと思っていたが、硬直を重たくする方向で来た。

66LKのホーミング削除

横にペラペラになった。本当に横にペラペラになった。こうなると、リロイに対して中距離で横移動しておくとリロイ側に追いかけられる技がなく、安定行動となる。そして近付いてくるなら何か技を置きましょう、という対策がこれまで以上にとりやすくなった。


その他ダメージの低下や66RPRPのガード距離近く(やっぱり来た)、1LPのしゃがステ削除などが行われた。初期の豪鬼なども一気に弱体化調整されたが、それを思い起こさせる内容とスピード感である。個人的な感想はというと、いずれも妥当な範囲の弱体化である印象で、しかしまだまだ充分に戦えるキャラでしょう。とはいえ本当に中距離が厳しくなった。66LKが封じられ、フラヒも安易に置けないとなると、どうやって有利な状態で近距離戦に持ち込むのか、という鉄拳力が問われる。下段も多少調整されたが優秀なので、そのような下段を打てる状況をいかに作れるかというキャラ。将来的なアップデートで、スライディング系のリーチの長い下段つけてもいいんじゃないかと思った。その他、リロイのコンボ火力についてはそれでも結構高い部類なので、相対する側としては「フラヒ」「4WPカウンター」「中距離からの66RPRP」これらに被弾しないことがこれまで以上に重要になってくるだろう。

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