鉄拳7から導入されたレイジアーツは、レイジ状態の時にだけ出せる必殺技。鉄拳7FRリリースの頃にレイジ発動体力が引き上げられたが、残り体力が低ければ低いほどそのダメージが高くなるという仕様になっている。
では、レイジアーツの最大ダメージはどこまで上がるのだろうか?また、残り体力に応じてどの程度のダメージ上昇幅があるのだろうか?これについて今回調査をしてみた。
体力に関する基礎情報
まず、そもそも鉄拳の体力ゲージは数値にしていくつなのか、レイジ状態は残り体力がどのくらいになったら発動するのか?については、以下の通りである。(鉄拳7 シーズン3時点)
プレイヤーの総体力は、170である。
レイジ状態が発動する体力は、44である。
残り体力とレイジアーツのダメージの計測結果
残り体力に応じたレイジアーツのダメージ計測結果は以下の通り。なお、レイジアーツは地上でノーマルヒットさせた場合のダメージである。ギースのデッドリーレイヴを除いてどのキャラでもダメージは同じだが、今回は吉光を使って計測。
残り体力 | ダメージ |
44 | 55 |
40 | 55 |
35 | 57 |
30 | 61 |
25 | 66 |
20 | 68 |
15 | 72 |
10 | 74 |
9 | 77 |
8 | 77 |
7 | 77 |
6 | 77 |
5 | 78 |
4 | 79 |
3 | 79 |
2 | 79 |
1 | 82 |
レイジがギリギリ発動した体力である44~35くらいまではほぼ変わらないが、以降は十の位の桁が変わるポイントを境にダメージが伸びていくような設定となっている。
特に体力10を切った瞬間に一気にダメージが高まるようになっている。以降は微差であるが、残り体力1というギリギリの状況のみ優遇されており、ダメージがググッと上がる。82ダメージともなると、残り体力のほぼ半分を奪うことになる。
上記の表をグラフで表すと以下の通りとなる。
ほぼ体力に真っ直ぐ反比例してダメージ上昇していく形となっているが、残り体力が20台、10台、1桁台に入ったところでの上がり幅は他より急勾配となっている。単純に比例しているわけではなく、ダメージが高くなるポイントがいくつか存在しているようだ。
レイジアーツが狙いどころの体力
以上の内容からレイジアーツの狙いどころとしては以下となる。
体力が10未満のとき。非常にダメージが高いゾーンで、大ダメージを叩き出せる。相手の攻撃は耐えられない可能性が高いので、コンボ用途が良いだろう。
体力が15~20程度のとき。止めを刺しにきた相手の攻撃を耐えることができ、なおかつ10未満の体力が残る可能性が高いため、こちらも大ダメージを叩き出せる。
体力が44~35程度でレイジが丁度発動した程度の状態では、ダメージが低いため推奨できない。相手を倒せるなら別だが、そうでなければ温存するか、レイジドライブに回したほうがよいだろう。
体力はゲージで表示されるため正確な数値判断は難しいところもあり、だいたい直感的に使っても大きな間違いはないと思うが、レイジアーツで倒しきれるかどうかの指標として参考なれば幸いである。
コメントを残す