初段バレリーナはもう古い説

吉光の基本コンボは初段バレリーナ、だが…

シーズン2で圧切が軽くなってから、もはや誰もが気付いていると思っている問題。

例えば吉光で右アッパーで浮かせるとする。初段にダメージの高い6LK(バレリーナハイキック)を入れる。

そこから、ダメージ重視なら
・3LP>RP>逢魔外法閃>巌頭
・2RPRP>逢魔外法閃>巌頭

運び重視なら
・3LP>LP>圧切払
・LP>卍葛1発>卍葛1発>…

といった具合である。もう飽きるくらいずっとこのコンボを使っている。

LP拾いからの運び距離はかなり長めなので、壁ありステージではLPで拾ってるシーンが多い。でも、拾いながらいつも思っていることがある。

「安っす…」

LP拾いもさることながら葛で運んでるのがどうにも安い。なんせ葛の基礎ダメージは5で、運び中のダメージは「2, 1, 1, 1…」である。

葛のダメージをもうちょい上げてくれ!これもいつも思っていることではある。

で、一応葛であれば柔軟に運べるものの、最大運びである「初段スクリューのLP拾いから卍葛1発を4回刻んでダッシュ逢魔外法閃」まで使うシーンは毎回ではない。卍葛1発の2~3回目程度から逢魔外法閃や圧切を入れ、やった壁届いたよ!とやっているのが現実。

そんな運びだったら、初段バレリーナのせいで運びにくくして、LP拾い失敗のリスクまで背負う必要は無いのではないだろうか?そこで出てくるのが初段圧切である。なお、ここで呼称している圧切は2RPRPを指す。

浮かし>バレリーナ>LP>卍葛1発×3>圧切(31)
浮かし>圧切>RP>禍電>圧切(37)

この2つのコンボの運び距離はほぼ同じである。括弧内は浮かせ技を除いたコンボダメージで、実に6ダメージの差がある。
高々6ダメージの差?いや、これは大きな6ダメージである。わかりやすく言えば、右アッパーのダメージが13から20になって、ノーマルでヒットエフェクトが出ている状態である。それくらいの差がある。

ダメージ重視も最大運びもオーケー

ダメージ重視のコンボにしたい場合は朧車確定を使えばオーケー。ダメージ比較をすると以下のようになる。

浮かし>バレリーナ>圧切>逢魔外法閃>巌頭(44)
浮かし>圧切>3LP>迅雷剣>朧車(44~52)

朧車をクイック受け身軽減された際の最低確定ダメージで同等、ダウンヒットで+3ダメージ、地上ヒットで+8ダメージほどを見込める。特に確定ダメージが安くなってしまうという懸念はない。

では運びコンボの場合、「初段スクリューのLP拾いから卍葛1発を4回刻んでダッシュ逢魔外法閃」の運び距離には敵わないのではないか?という問いが出てくる。

結論:敵う。

以下のレシピとなる。

浮かし>圧切>RP>禍電>LP>ダッシュ逢魔外法閃

比較のために葛4発逢魔外法閃も載せておく。

スクリュー後のダッシュLPと、その後のダッシュ逢魔外法閃とでコンボミスポイントが2箇所あるが、初段スクリューからのLP拾いでもおんなじなので難易度は変わらない。ダメージを比較しても7高い。

なおこのLP拾いからレイジアーツも届き、「バレリーナ>圧切>LP>レイジアーツ」と同等の高ダメージレイジアーツコンボとなる。

ちなみに相手の左側に軸ずれしている場合は最後の逢魔外法閃が当たりにくく、代わりに圧切が当たり易いので最後を圧切にするとよいだろう。

というわけで圧切を使おう

圧切をコンボに組み込むことで、初段バレリーナに比べて運びコンボのメリットはあれどデメリットはほとんどない。また、初段をLPかRPで拾った際に圧切>禍電と繋ぐことでもほぼ同じことができる。ダメージは少し安くなる。

初段バレリーナの優位性といえば壁が近い場合で、初段バレリーナ>逢魔外法閃で壁、といった距離の場合に用いるのがよい。

初段スクリューしなかった場合の吉光のコンボパーツはそこそこに優秀で、壁の距離に応じた技も多彩。コンボダメージを伸ばすことは勝利に直結するので、軽視せずに研鑽を積みたいところだ。

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