吉光の卍葛(4LP)はダメージこそ低いものの、前進距離があるため空中コンボの運びとして優秀。
ただ、この技を空中コンボに組み込む場合はコンボの早い段階にてLPで拾い、LPの後に卍葛へ繋げる必要がある。それぞれのパーツのダメージが低いので、必然、コンボダメージも安くなってしまう。
そこで、空中である程度コンボを刻んだ後のスクリューから卍葛で拾うことを考える。
状況限定で拾うことができる
吉光使いなら察しはつくと思うが、スクリューから卍葛では基本的に拾えない。卍葛の打点や判定が高すぎるためである。
ただ、以下の条件が揃った場合は卍葛で拾うことができる。
- 相手がデカキャラである
- 卍葛の先端を当てる
- 若干軸がずれている
ここでいうデカキャラとはいわゆるジャックやギガースではなく、中型よりもやや大きいと分類されるキャラが対象。具体的には、以下のキャラが該当する。
ボブ、ブライアン、ドラグノフ、エディ、フェン、ギガース、平八、ジャック7、キング、マスターレイヴン、ミゲル、ポール、シャヒーン、ギース、マードック、アーマーキング、ニーガン
そして軸ズレについてはコンボの状況次第だが、以前の記事に書いたように初段圧切を用いたコンボを使う場合、軸がずれやすい。
ただ、軸がずれた方が卍葛は当たりやすいが、実際のところはそこまで軸がずれなくとも狙うことは可能である。普段のコンボから狙えるものだと考えて問題ない。
卍葛での拾いを活用すれば、以下のような運びコンボが可能となる。
LP拾いからの葛運びに比べてダメージが高く、運び距離も優秀で、運び距離については初段スクリューからのLP拾い〜卍葛×4〜逢魔外法閃と遜色がない。最後の逢魔外法閃に前ダッシュがいらないのもコンボを安定させる要因となり、メリットの一つだ。
また、下記例のように3発目スクリューから卍葛を3発刻むことも可能である。
上記の例では、スクリューに正拳胴払い(RPLP)を用いることで相手右方向への軸ずれを発生させている。その影響により、逢魔外法閃の前にダッシュを挟まなくともヒットするようになる。
スクリュー後には余裕を持って相手に近付いておく必要があるので、可能ならスクリュー技は卍裏拳か禍電である方が安定しやすい。初段スクリューではないけれど、禍電でスクリューし、葛で壁まで運びたい。そのようなシーンで活用の幅が出てくるだろう。相手がデカキャラであれば運びのバリエーションが増えるので、チェックして準備しておきたいところだ。
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